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ヘルスケアサービスの実店舗の可能性

ウェルシアが実店舗を通じたヘルスケアサービスの提供を始めました。

ヘルスケアサービス「Care Capsule(ケアカプセル)」を開始

果たしてこの取り組みはうまくいくのか?

ヘルスケアサービスを実店舗とオンラインの組み合わせで提供するというアイディア自体は珍しいものではなく、医療機関がヘルスケア相談店舗を別に持っているTMMC Plus、イオン薬局でのヘルスケアサービス提供、イトーヨーカドーと日本事務器によるヘルスケアステーション(現況が確認できず、おそらく閉店済み)などがあります。ただビジネスとして成功したと言える事例はまだ無い状況です。

ではケアカプセルはどうなのか

ヘルスケア製品の展示はショールーミングのための場所になりそうですし、カウンセリングの提供はこれまでも存在しましたしオンラインのほうが利便性が高く、実店舗の優位性が少ないです。ただ検査サービスを提供しているところにチャンスがあると思います。女性ホルモンと似た働きで骨密度に影響するエクオール量の検査や、口腔衛生の検査などを行っているようですが、郵送でサービス提供されるようになってきたアレルギーやがんなどの検査が実店舗で手軽に検査できると、これまでデジタルマーケティング等ではリーチできなかった利用者層を掘り起こせる可能性がありそうです。

このサービスは広まるのか

ヘルスケアサービスはオンラインで提供されるものが次々と増えている状況ですが、オムニチャネル戦略を考えリアルからのユーザー獲得を行うC向けサービスは増えると思います。ただわざわざ実店舗で提供する価値を付加できず、窓口があって人に相談できることが主な価値提供になる場合は、ビジネス的に成立させられる可能性は低いでしょう。

もし私がサービス開発するなら

街角検査ステーションとして、さまざまな健康に関連する検査を有料&無料のものを混合で利用できる場所として特化させます。そして検査記録を保存&閲覧できる場所としてのオンラインサービスを提供します、オンラインヘルスケアサービスとの連携も行い、それらサービスへの送客もキャッシュポイントとします。また健康に関する検査の結果からサプリメント類の販売も行っても良いかもしれませんが、在庫管理など発生してしまうので、できるだけ無形商材の販売に特化させたいと思います。検査を完了した方に対してがん対策のエクササイズやアレルギー対策の体操(あいうべ体操のようなもの)のミニ教室を提供するなど、来店者に生活改善に取り組む内容を充実させます。